虹海 総合支援ステーションから!

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第191回 認知症について〜『拒否』 入浴拒否への対応法〜

梅雨に入った日は大雨でしたが、その後はまとまった雨は降らず、それでいて湿気は強く、ジメジメした空気がまとわりつくようで、何だかスッキリしない感覚があります。
天候の変化に伴い、不調を訴えられる方が増えています。ちょっとした変化を見逃さず、早めに主治医へご相談いただきたいと思います。

話は認知症へ戻ります。今回は入浴拒否への対応法についてご紹介しましょう。

● 手を変え品を変え、勧めてみましょう。
声掛けの候補としては、「温泉に入りましょう」「一緒に入りましょう」「○○がありますのでお風呂に入っておきましょう」「お風呂が沸きました、一番風呂です」「散歩の後で汗をかいているから、お湯をかぶるだけでも」「父の日なので感謝をこめて背中を流したい」など、いろいろあります。
いつもと違う方や、お孫さんから話してもらうなどすると、入ってもらえることもあります。
 洗面器+固形石鹸+手ぬぐい
銭湯に馴染んでおられる方は、入浴セットがあると進んでご入浴いただける場合があります。

さてまずは2つご紹介いたしましたが、まだまだ対応法がありますのでお楽しみに!