虹海 総合支援ステーションから!

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第192回 認知症について〜『拒否』入浴拒否への対応法〜

梅雨入りし、ジメジメした日が続いています。
この季節は少しうっとおしいですが、雨の日の紫陽花はとてもきれいですよね^−^

さて、今回も前回から引き続き入浴拒否に対する対応法をご紹介いたします。

☆ 断られたらあっさり引き下がって、しばらくしてまた誘いましょう

入浴を断られたらあっさり引き下がって、しばらくしてまた左総と、今度は案外入る気になることがあります。

☆ 介助するご家族も一緒に裸になって

ご家族が体を洗って介助される場合、ご本人だけが裸だと気恥ずかしく思って嫌がることがあります。
こんな場合は、介助するご家族も一緒に服を脱ぐと安心して入ってもらえます。

☆ 楽しい入浴に

入浴剤を入れて温泉気分にしたり、入浴後にビールやコーヒー牛乳を飲むなど楽しみを用意してはいかがでしょうか。
「楽しかった」という感情の記憶は残りますので、次も入ってもらい易くなります。

☆ 「入浴する」ということが理解できない方には

入浴するということが理解できない方には、敢えて何も告げずに風呂場に誘導するとうまくいく場合があります。


ご本人、ご家族双方にとって入浴することが「苦しいこと」ではなく、「気持ちが良い」「楽しいこと」に変わると生活の質も自然と変わってくることでしょう。
ご紹介している方法が必ずしも皆さんに当てはまるわけではありませんが、なかなか入浴ができずに悩まれている方がいらっしゃれば試されてみてはいかがでしょうか^−^
まだまだ、入浴拒否に対する方法がございますので、次回も引き続きご紹介したいと思います!!