虹海 総合支援ステーションから!

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第193回 認知症について〜『拒否』入浴拒否への対応法〜

 毎日雨模様の日々が続き、気持ちも曇ってきそうな日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?最近は、サッカーのワールドカップ観戦で寝不足という方もいらっしゃるかもしれませんね(^^)季節柄、体調の変化が起こりやすい時期でもありますので、健康管理にはご注意下さいませ。

 さて、前回に引き続き、今回も入浴拒否に対する対応法をご紹介させていただきます!

<対応法>
〜入浴拒否があった場合〜

☆はじめは足浴からでも

いきなり入浴が無理な場合は足浴から始めることをお勧めします。「気持ちいい」を実感していただくことで、全身浴につなぐことができそうです。

☆いったん入ってしまうと

入浴前には、強く抵抗した方でもいったん入ってしまうと、入浴後に「気持ちがよかった」と言うことが多いようです。今度はお風呂から出るのを拒否することもあります。
このような場合は、ご家族もお風呂に入って「一緒にあがりましょうか」と言ったり、「ご飯ですよ」などと、気を引くような言葉をかけましょう。
最終的にはお風呂の栓を抜いて、お湯を空にして浴槽から出るよう促すことになりますが、せっかくの入浴ですから体に悪くない程度ならゆっくり楽しんでいただきたいものです。

☆どうしても家では入浴できない場合は無理をしない

どうしても家では入浴できない場合は、無理をしないでデイサービスの入浴サービスや訪問入浴サービスなどを利用しましょう。

今回はここまでですが、次回も、入浴拒否の対応法についてご案内したいと思います。