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第194回 認知症について〜『拒否』入浴拒否への対応法〜

ワールドカップで世界中が盛り上がっている昨今、
サッカー好きな方にはお祭りのような毎日が続きますね。
私自身も毎晩の中継を見るのがとても楽しみな今日この頃です。
それにしても、今朝の日本対コロンビア戦、残念でした・・・
まずは、日本代表の皆様、お疲れ様でした。
4年後の健闘に期待したいと思います。


さて、前回に引き続き、今回も入浴拒否に対する対応法を
ご紹介させていただきます!


<対応法>
〜入浴拒否があった場合〜


☆身体の動きが悪くて、入りにくい場合は


浴槽の高さと同じ椅子(台)をぴったり浴槽の横につけると
座りながら中に入ることが出来ます。
ただし、転倒の危険もありますので、
くれぐれも滑らないように気をつけて、
無理はなされないようにしてください。
詳しくは介護の専門家に相談されることをお勧めします。


☆幻視が現われる場合は


浴室に幻(まぼろし)が見える場合は、無理せずに幻が消えるのを待ちましょう。
壁や床の模様が気になる場合は、消せるものは消してください。


今回で「入浴の拒否」についての対応法は終わりとなります。
すべてにおいて共通するのは、
「無理をしない」ということに尽きると思います。


次回からは「服薬の拒否」についてお伝えしていきます。