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第190回 認知症について〜『拒否』入浴の拒否について

 最近梅雨を通り越して、夏を感じさせるほどの気温になることもありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?日中は暑いのですが、朝・晩は冷え込むこともあり、なかなか服装に迷ってしまう時期ですね。紫外線も強くなり、日焼けしないように、と注意を払っているのですが、毎年いつの間にか日に焼けてしまっている私です(^^;)

さて、今回は認知症の方の入浴の拒否についてお話ししたいと思います。

認知症の方が入浴を拒否する理由としては・・・

○裸になるのが不安
○何をするのも億劫
○脱いだ服を盗まれるのではないかと気になる、誰かに見られていると思う
○身体障害のために入浴動作そのものがでいない
○入浴するということ自体が理解できない
○浴室に幻視が現われる

などがあります。

若い方のように、毎日入浴する必要がない場合もありますが、それでも週に2度程度は入っていただきたいものです。入浴の拒否が続くと不潔になり、皮膚病や感染症などの原因になります。

理由に関してお話ししたところで、次回からは、入浴拒否があった場合の対応法に関してお伝えしていきたいと思います。次回もお楽しみに♪