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第230回 レビー小体型認知症〜症状と適切な対応③

アスファルトの上を歩いていると、「暑い!今日は8月だったかな?」と思うほど、暑い日が続いております。体調が気候についていけない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて今回も、レビー小体型認知症の症状と適切な対応についてお話したいと思います。

パーキンソン病に特有の症状が、レビー小体型認知症の方にも現れることがあります。
「動きが遅くなった」「顔の表情が乏しくなった」「筋肉や関節が固くなった」が症状であり、歩きづらくなったり、転んだりしてしまうこともあります。

 歩行障害:段差が無い、平らなところでつまづいたりします。
    すり足、小刻みで歩いたりします。
    最初の一歩が出なかったり、一旦歩き出すと止まれないこともあります。

もしも転んでしまったら、太ももの付け根の骨を折って手術しなければならなかったり、頭部を打って大怪我となる危険もありますので、転ばないよう、予防が大切です。


 転倒予防イスから立ち上がったり、歩き始めに特に気をつけましょう。
    玄関マットや歩行の妨げになる電気コードは片付けましょう。
    ズボンの裾は短めにしましょう。
    かかとのあるサンダルや靴を選びましょう。
    リュックサックや斜めがけ鞄・ウエストポーチを活用しましょう。
    足の巻き爪などは治しておきましょう。


今朝のテレビの話では、今年も気候が例年通りいかず、世界規模での異常気象が認められるということです。暑い日がこれからも続くのかもしれませんね。
 ご本人もそうですが、介護される方も、気づかないうちに脱水にならないよう、水分補給に十分気をつけて過ごしましょう。