先日、テレビで「治る認知症がある」というテーマの番組がありました。NHKの「ためしてガッテン!」という番組です。
大変反響が大きかったようで、今朝のNHKの「あさイチ!」という情報番組でも紹介されていました。
「治る認知症」というのは、「特発性正常圧水頭症」という、あまり聞き慣れない病名だそうです。過剰な脳脊髄液を減らす手術をすることで、認知症の症状や、歩行障害が改善されるのだとか。「慢性硬膜下血腫」も、手術で認知症の症状が回復するのだそうです。
また、「脳血管性認知症」と診断された方でも、炊事などの家事に取り組むことで、症状が改善したり、趣味に打ち込むことで予防がはかれたりするそうです。
アルツハイマー型認知症など、進行を遅らせる薬しかない認知症の種類もありますが、テレビ番組を見ながら、医学は日々進歩しているのだなあと実感したことでした。