2月中旬となり、春一番が吹き、少しずつ春を感じるようになりました。しかし、気温は、暖かくなったかと思うと雪がちらつくほど冷え込んだりと体調管理が難しいですね(><)!うがい手洗いをこまめにして、予防に努めたいものです。
さて、今回は前回に引き続き、抗てんかん薬を内服する際の注意点をお伝えいたします。
Q1、薬を飲んだ後、嘔吐してしまった・・・
・ 服用後30分以内に嘔吐してしまったとき⇒もう一度服用してください。
・ 服用して30分以上経過しているとき⇒お薬のタイプごとに対応が異なります!
↓
<錠剤の場合>
まず、嘔吐物の中にお薬が含まれているか確認してください。
▼含まれている・・・もう一度同じお薬を服用してください。
▼含まれていない・・・再度服用する必要はありません。慎重に経過を観察してください。
<粉薬や液薬の場合>
30分以上経過しているときは、お薬は体に取り込まれたと考えられます。再度服用する必要はありません。
Q2、薬を内服中に食べたものはある?
・ グレープフルーツジュースを飲むことを控えたほうが良い場合があります。
お薬によっては、グレープフルーツの成分により血中濃度があがってしまし、お薬の効果が不安定になることがあります。服用中のお薬と食べ物の関係について、不安なときは、かかりつけの先生や薬剤師にご相談されてください。
今回は、2点ご紹介いたしましたが、もう少し注意したほうが良いことがあります。続きは、次回、ご紹介していきたいと思います。