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第263回 てんかん⑩〜服薬時の注意点③〜

 2月も最後の週となりましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
しかし、梅の花は綺麗に咲いており、春を感じることも多くなりましたね。


今回も前回、前々回に引き続き、てんかんのお薬を飲むときの注意点をお伝えします!



Q発熱時のけいれん(熱性けいれん)の場合、
 ジアゼパム坐剤と解熱薬坐剤はどちらを先に使う…?


 ⇒ジアゼパム坐剤を先に使います。
  まずジアゼパム坐剤を先に投与し、少なくとも30分以上間をあけてから、解熱薬坐剤を投与してください。
  ※解熱薬坐剤を先に投与すると、ジアゼパムの吸収が遅くなってしまいます。



Q予防接種を受けても大丈夫…?


 ⇒主治医に前もって相談してください。
  予防接種には、さまざまな種類があり、てんかんのタイプや年齢によっては、予防接種をした方がよい場合と慎重に受けた方がよい場合があります。
  発作の悪化を避けるためにも、前もって主治医に予防接種について相談してください。



今回も2つ紹介しましたが、次回も引き続きてんかんのお薬を飲むときの注意点をお伝えいたします。