年越しの準備が大変な時期になってまいりました。そして暖冬とはいえ空気が乾燥し、体調がおかしいと感じる方がちらほら出てきました。ぜひ体調万全で新年を迎えたいものです。
さて、今回からは新しく、「てんかん」について、お伝えしていこうと思います。
てんかんは100人に1人がかかると言われており、めずらしい病気ではありません。
まず、てんかんとはどういった病気を指すのか説明します。
てんかんは脳の病気です。
脳は神経細胞が集まっており、ふだんは神経細胞の必要な部分にだけスイッチが入り、その結果その場に合うように行動したり発言することができます。
しかしなんらかのきっかけで神経細胞に必要以上にスイッチが入り、その場に合うような行動や発言を妨げることがあります。症状はさまざまで、総称して「てんかん発作(ほっさ)」と呼んでいます。