虹海 総合支援ステーションから!

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第223回 強迫性障害について②-1

三寒四温の日々が続いている今日この頃。
皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか。
先日、福岡市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表されました。
ここ唐津市でも早咲きの桜は蕾を開きつつあります。
今月末から4月にかけて見頃を迎えるそうです。
今からお花見が楽しみですね。
寒暖差が激しい日々が続くと、風邪を引きやすくなりますので
体調管理には十分お気をつけくださいね。


今回は強迫性障害の治療内容についてご紹介していきたいと思います。


強迫性障害の治療には、薬物療法と非薬物療法があります。


薬物療法について】
強迫性障害には、脳内にあるセロトニンという
神経伝達物質神経細胞内で神経刺激を伝える物質)が
深くかかわっているため、
セロトニンの作用を強めるような
抗うつ薬が治療薬として多く用いられます。


しかし、効果が出るまでに時間が掛かるため、
長期間の服用が必要ですし、
また、うつ病に用いられるよりも多量の服用を
要する場合があるので、医師とよく相談しながら、
気長に治療を続けていくことが大切です。
また、服用を止めると再発することがあるので、
症状が無くなってからも治療を続ける必要があります。


次回は非薬物療法についてお伝えいたします。