早いもので今年も1ヶ月経過し、2月となりました!!
2月3日は節分の日。院内のフロアでも豆まきが開催されたりと、季節の行事を通し、患者さんの普段にない笑顔を見せてもらって、私自身楽しい時間を過ごすことができました。(^^)/今年もどんどん福が舞い込む年になればいいなと願っています。
さて、今回も引き続き、社交不安症についてお話ししたいと思います。
薬物療法では、どんな点に注意が必要なのでしょうか?
「毎日欠かさず服薬し、けっして自己判断で服薬を中断しないことが大切です。」
・服薬することは、その人にとって大変なことだとは思いますが、薬の効果が現れるのには時間がかかります。例えば、SSRIなどは、服薬してから1〜2週間してから効果が出てくるため、長期に継続して服薬する必要があります。また、SSRIの服薬初期には吐き気や下痢などの副作用が現れますが、服薬を継続しているうちに次第に軽減していきます。そのため、薬物療法は長期にわたりますが、自己判断で服薬を中断せず、主治医の指示どおりに服薬することが大切です。
しかし、服薬する方にとっては様々な不安が生じるかと思いますので、疑問があればその都度主治医に相談しながら、安心して服薬できるように一緒に治療を行っていければと思いますので、何か不安なことがあれば遠慮なく当院までご相談下さいませ。