虹海 総合支援ステーションから!

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第217回 社交不安症について③

本日は、当院で開催されている、ロビーコンサートが記念すべき、100回目が行われました。

ファゴットやチェロ、ギターの生の音色にふれ、心地よいひと時を過ごすことができました♪
毎月1回水曜日に開催をしておりますので、ご興味のある方は是非お立ち寄り頂けたらと思います。


さて、前回からの続きとして、社交不安症の治療についてお伝えしたいと思います。

社交不安症の治療はどのようなことをするのでしょうか?


社交不安症の治療としては、SSRIを中心とする薬物療法が行われます。
脳の働きを調整して不安や恐怖を感じにくくするSSRI、不安や恐怖を一時的に和らげる抗不安薬などが用いられます。


SSRIとは〜
 毎日飲む薬です
 ①不足している脳内のセロトニン量を増やして不安を感じにくくします
 ②治療薬のメインとなるお薬です
 ③一定期間(少なくとも1年程度)は続けることがすすめられます


抗不安薬とは〜
 不安が強い時に飲む薬です
 ①脳が感じる不安や恐怖を一時的に和らげます
 ②不安が強いときに頓服で使用されることがあります
 ③SSRIの効果が現れるまで一定期間併用されることがあります


薬によって服用の仕方が違いますので、注意が必要です。




次回は薬物療法の注意点についてお伝えしたいと思います。



インフルエンザがまだまだ流行しております。
皆さまも、うがい、手洗いなどご注意下さい!