虹海 総合支援ステーションから!

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第162回 十代の喫煙〜最終回〜

朝晩はすっかりと涼しくなり、少しずつ秋の到来を感じますね!

ただ、日中は残暑が厳しく暑い日々が続いていますが(´з`)
体調を崩しやすい時期でもありますので、皆様体調管理にはお気をつけ下さいね☆


さて、今回は十代の喫煙について最終回です。

<女性の喫煙について・・・こんな報告がなされているんです!!>
十代の喫煙は増加傾向にありますし、十代女性のスモーカーも増えています。
多くの十代の女性が、その害を意識せず、また、その影響を無視しています。

☆喫煙の習慣を止めることができなければ、女性の場合、自分の健康だけでなく、次の世代の健康をも危険にさらすことになるのです・・・


●胎児への影響
*妊娠中に女性が吸うと、胎児を養う母親の血液中のニコチンや一酸化炭素が増加し、胎児の酸素を減少させます。

*結果として、死産、未熟児、機能障害、低体重児等の可能性があり、脳障害の心配もあります。


●授乳時の影響
乳幼児期に母親が煙草を吸うと、ニコチンが母乳に入ります。
定量以上のニコチンを含む母乳を飲むと、胎児は・・・
*不機嫌  *吐く  *下痢  *心拍数の増加  などを起こします。


●小児への影響
*肺炎や気管支炎などの呼吸器疾患は、母親がスモーカーの場合、普通より多く発生するとの研究結果が発表されています。

*SIDS(乳幼児突然死症候群)の危険も高まります。



<だから・・・喫煙について10代の若者と話し合おう>

●喫煙が健康に及ぼす害について、科学的事実を提示する

●喫煙習慣はニコチン依存症という病気であることを知る

●喫煙は周囲の人々の健康にも悪影響があることを伝える

●どんなことでも彼らの疑問に答える

●喫煙を単なる非行の問題にしない


若者たちが、賢い選択ができるように、応援しましょう!!