虹海 総合支援ステーションから!

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第156回 十代の喫煙 〜どうして親が関心を持つ必要があるの?〜

 ひどい雷雨が続きました。唐津では落雷で電話機が故障した病院もありました。昼も夜も稲妻で空がピカピカして、何だか落ち着かない週末でした。皆さまお変わりございませんか?

 さて話はガラリと変わりまして、シリーズ「十代の喫煙」についてお伝えさせていただきます。今回は、十代の若者の親や、周りの大人たちが、どうして十代の喫煙に関心を持つ必要があるのかをテーマとしました。

 私もそうですが、「やってはいけない」と教えられたことを他の人がやっていると不満が残り、“自分もやってみたい”と普段以上に思うこともあります。喫煙や飲酒がまさにそれで、親・きょうだい・周囲の親しい大人が喫煙していると、十代から喫煙するようになりやすいのです。

 子どもの喫煙に気づいた時、親や周囲の大人がどう対応するかで結果は違ってきます。

 対応する時は、当たり前ですが「子ども(十代)の喫煙を認めない」という態度を見せて、それを貫きましょう!
 また、対応する時は、
 ・親子関係が良い場合は、普段から日常生活の中で喫煙について話題にしておき、親として「子どもの喫煙は認めない」とはっきり口にすることが効果的です。
 ・子どもの喫煙に気づいた場合でも、親が感情的にならず、事実を示せば、子どもは自分で判断し賢明な判断をするようになります。

 ところでどんな“事実”を示せば良いのでしょうか?これについては、次回のブログでご紹介したいと思います。ぜひご注目下さいね!