こんにちは、チビです。
11月14日(水)スタッフ向けに先日師匠からご指導いただいた研修の報告会&ブレインジムを行いました。みんな忙しい中、約40人ほど参加してくれました。
ホント感謝です!!
まず研修に参加した医師から、原始反射の概論(恐怖麻痺反射、モロー反射)を中心にお話させていただきました。その後、大人のスタッフにはたして原始反射は残っているのか?ということで、2人組になってもらい、モロー反射残存の事前チェック(閉眼、片足立ちで視覚、聴覚、触覚、嗅覚に刺激を与える)→ブレインジム→事後チェックを行いました。
第1印象としては、目を開けて片足立ちはすんなり出来るのに、閉眼した途端、ふらつきがかなり大きく出る人が多かったように思います。普段いかに視覚に頼って生活しているかがわかります(*^。^*)(特にふらつきの大きい方は、前庭覚や固有受容覚をトレーニングすると良いようです♪)
さて、モロー反射残存チェックの結果ですが・・・
残存していると思われるスタッフは、結構いました。
そしてエクササイズを行ったことで、改善したスタッフもいたようでした。
ところがどっこい、数人は事後チェックのほうが「悪くなった。」とのこと(-_-;)
師匠に尋ねてみると、考えられることは2つ。
①チェックの仕方に問題があった。
②脳幹を刺激することで抑制が外れた。
②に関しては、普段大人は大脳新皮質で感情や行動を抑制することが出来るそう。
しかしエクササイズをして生命の源である脳幹を動かすことで、その抑制が取れ、
反応が大きく現れたのでは?とのことでした。ちなみにこういう方は、責任感の強い人が多いそうです(^o^)
うーん、なるほど・・・。
大切なのは、「悪くなった」と捉えるより「素直な反応が出た」と捉えることかもしれません。
今後、原始反射に興味を持ってくれたスタッフを絞って、定期的に勉強会を開いていく予定です。うーん、もっと勉強しなくては~~~(^_^;)
では、また(^O^)
※モロー反射
赤ちゃんの顔を正面に向けて状態を少し起こした後、頭を急に落とすように動かすと、両腕を万歳するように大きく伸ばして広げ、ゆっくり何かに抱きつくような動作をします。大体生後6か月くらいで統合され、表面的には見られなくなる反射です。