虹海 総合支援ステーションから!

総合支援ステーションでは、病院と、患者さんやご家族、地域の医療機関の皆様をつなぐ架け橋です!お気軽にご相談ください!!

第289回 唐津市生活自立支援センターについて

寒い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザもかなり流行していますね。

今回は、お金のことや仕事のことで相談できる窓口をご紹介いたします。



唐津市生活自立支援センター(市役所本庁舎東別館2階)

唐津市生活自立支援センターでは、暮らしの悩みや困ったことなどの相談を受け、相談者の生活の自立に向けて継続した支援を行います。

【主な支援内容】

◆自立相談支援
相談を受けた支援員が、どのような支援が必要なのかを一緒に考えます。相談者の状況に応じた支援プランを作成し、寄り添いながら自立に向けた支援を行います

◆住居確保給付金
失業などによって住居を失ったり、そのおそれがあり生活に困っている人に対し、就職活動を行うことなどを条件に、一定期間家賃相当額を支給し、就労に向けた支援を行います。

◆家計相談支援
家計のやりくりがうまくいかず困っている人への支援制度です。家計が崩れた原因や再生の可能性を分析し、家計の改善や適切な管理をするための支援を行います。お金の使い方を見直して生活を立て直したり、支援計画をつくり、家計管理を継続して支援します。

※秘密は厳守されます。対象は市内に住んでいる人で、相談は無料です


唐津市生活自立支援センター(TEL:58−8620)のご案内でした。

第288回 後期高齢者医療費制度について

今年も残すところあとわずかになりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回は後期高齢者医療費制度についてです。
後期高齢者医療費制度は、国保健康保険組合、共済保険など、これまでの医療保険に関係なく、
75歳以上の方全員が対象となります。
実は上記の方以外にも対象となる場合もあります。
要件は、65歳以上75歳未満の方で一定の障がいがある方で申請によって広域連合の認定を受けた場合です。
・障がいの程度
 (身体障害者手帳
  ・1、2、3級
  ・4級の次のいずれか
   ①音声機能、言語機能の著しい障がい
   ②両下肢すべての指を欠くもの
   ③1下肢を下腿の2分の1以上で欠くもの
   ④1下肢の機能の著しい障がい

  (精神障害者手帳)
   ・1、2級

  (療育手帳
   ・A(重度)

  (国民年金法等の障害年金
   ・1、2級

 

今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

第287回 高額医療・高額介護合算療養費について

紅葉の見ごろもそろそろ終わりを迎えようとしています。
いよいよ、厳しい冬の到来といったところでしょうか。
風邪など感染症が流行する季節となりますので、うがい・手洗い等、体調管理にご注意下さい。


さて、今回は高額医療・高額介護合算療養費についてです。
平成28年8月〜平成29年7月までの1年間に、支払った医療費の自己負担額と介護サービス費の自己負担額の合計金額が、
一定の限度を超えた場合に、高額医療・高額介護合算療養費として支給される制度があります。

◆申請方法
 〜後期高齢者医療に加入している人〜
  要件を満たす世帯に、支給申請書が12月中に郵送で届きます。
  支給申請書に必要事項を記入し、
  ・印鑑
  ・後期高齢者医療保険
  ・マイナンバーがわかるもの
  ・運転免許証などの本人確認ができるもの が必要となります。

  提出先は唐津市役所 保険年金課、各市民センター市民福祉課まで。


ご不明な点は、唐津市役所 保険年金課、高齢者支援課
       佐賀県後期高齢者医療広域連合までお問合せ下さい。
 
 

第286回 インフルエンザの予防接種について

 10月に入り、一気に肌寒くなり冬が近づいてきたこと感じます。
食べ物やイベントごとなど楽しみな季節でもありますが、感染症が拡大する季節でもあります。いつも以上にうがいや手洗い、十分な休養をとることで体調管理に努めましょう!!

 さて、今回はタイトルに記載しているようにインフルエンザの予防接種についてご案内いたします。今年は、例年よりも早く流行し始めているのでご希望の方は早めに医療機関へご相談されることをお勧めいたします。当院での取り扱いは以下の通りとなっております。

【開始日】平成29年11月1日

【料 金】・一般の方:2,900円
     ・唐津市在住の65歳以上の方など:1,000円 ※1に詳細記載
     ・生活保護世帯の方:無料 ※生活保護受給証明書を医療機関へ提示下さい

【お問合せ】0955−77−0711(内科外来)


※1) ◆ 対象者 
    ① 市内に住民登録のある65歳以上の方
    ② 市内に住民登録のある60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器
      に重い病気(身体障害者手帳1級程度)がある方
    
    ◆ 期間
    10月1日〜12月31日

    ◆ 接種回数と接種方法
    接種回数は1人1回までで、市が指定した県内の病院などで接種することができます。

    ◆ 申し込み方法
    希望する病院に直接申し込み下さい。当院以外でも市が指定した医療機関でも対象となります。

    ◆ 持参物
    健康保険証や障がい者手帳など生年月日が分かるものをご持参ください。

老齢年金受給のための資格期間の短縮について

9月も終盤に差し掛かり、さわやかな秋風が吹く今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。朝夕も冷え込むようになり、体調を崩しやすい季節でもありますので、体調管理にはお気をつけくださいませ。


さて、今回は、老齢年金についてご案内いたします。

これまで、老齢年金を受けとるための要件として、資格期間が25年必要でしたが、H29年8月1日より、資格期間が10年以上となれば、老齢年金を受けとれるようになりました。


◎「資格期間」とは?

  ●国民年金の保険料を納めた期間や免除された期間
  ●サラリーマンの期間
   (船員保険を含む厚生年金保険や共済組合等の加入期間)
  ●年金制度に加入していなくても資格期間に加えることができる期間
   (「カラ期間」と呼ばれる合算対象期間)

これらの期間を合計したものが「資格期間」です。
資格期間が10年(120月)以上あると、年金を受けとることができます。


注:年金額は納付した期間に応じて決まります。
 40年間保険料を納付された方は、満額を受けとれます。
(10年間の納付では、受けとる年金額は概ねその4分の1になります)


◎対象となる方は手続きが必要です。
 新たに年金を受けとれるようになる、資格期間が10年以上25年未満の方には、日本年金機構より年金請求書が既に郵送されています。


まだお手続きがお済みでない方、手続きに関する問い合わせは
日本年金機構・ねんきんダイヤル が問い合せ先となっておりますので、ご確認ください。

第284回 70歳以上の方の高額療養費制度の見直し

お盆が過ぎ、少しずつ朝晩涼しい風を感じたり、鈴虫の声を聴くようになりましたが、日中はまだまだ暑いので、体調管理には気を付けていきましょう。

さて、今回は、70歳以上の方の高額療養費制度の見直しについてご案内いたします。
高額療養費制度とは、ひと月に支払う医療費が高額になった場合、所得に応じて決められた上限額以上に支払った金額が払い戻されるものです。


【外来の場合(個人ごと)】
現役並み所得・・・上限額57,600円/月(以前は44,400円/月)
 一 般  ・・・上限額14,000円/月(以前は12,000円/月)
         年間上限144,000円

【外来+入院の場合(世帯ごと)】
 一 般  ・・・上限額57,600円/月(以前は44,400円/月)
         多数該当44,400円/月
※過去12か月以内に3回以上上限額に達した場合、4回目から多数該当となります。


平成29年8月から制度の見直しが行われています。
どの適用区分に該当するかは、被保険者証、高齢受給者証または限度額認定証でご確認いただけます。
詳細については、ご加入先の保険者までお問い合わせください。

第283回 ひとり親家庭等医療費助成の更新/児童扶養手当の現況届について

夏休みに入りました。外はとても蒸し暑く、子どもたちも外で遊ぶことなどないのではと思っていましたが、虫取り網と虫かごを持った子どもたちを朝見かけました。
子どもたちが時間を工夫して、外で遊んでいることに感心した朝でした。


今日は、8月1日〜8月31日までに市役所へ届け出の必要がある制度を2つ、ご案内いたします。
詳しくはお住まいの市役所・支所や町役場へご確認ください。


ひとり親家庭等医療費助成の更新
 ひとり親家庭等医療費助成とは、各自治体が取り組んでいる制度で、ひとり親家庭の親や児童が病院などで診療を受けたとき、自己負担額(保険適用分)から1か月あたり500円を差し引いた額が助成される制度です。
 <必要書類>①印鑑②助成対象者全員の健康保険証③年金証書(受給している人のみ)④児童扶養手当を受給していない人は戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)が必要です。


児童扶養手当の現況届
 児童扶養手当は、離婚などで、18歳に達する(最初の年度末)までの児童を養育している父か母が自治体へ申請することで受給できますが、毎年更新が必要です。
 <必要書類>①印鑑②児童扶養手当証書など