虹海 総合支援ステーションから!

総合支援ステーションでは、病院と、患者さんやご家族、地域の医療機関の皆様をつなぐ架け橋です!お気軽にご相談ください!!

第303回 高齢者の運転免許返納への助成について

当院前の桜並木は、今年もとても綺麗な花を咲かせてくれました。新年度のスタートに加え、新元号も決まり、世間はやや慌ただしい日々が続いていますが、皆さま体調には気をつけてお過ごしください。

 

さて、近年、ご高齢の方の運転による事故がニュースでもよく取り上げられるようになりました。高齢者の交通事故防止のため唐津市では運転免許証を自主返納された方への助成が行われていますので、今回ご紹介いたします。

 

◆◇高齢者の運転免許返納への助成(唐津市)◇◆

対象者

平成30年4月1日以降に運転免許証を自主返納した人 で次の要件をすべて満たした人

 ・唐津市内に住民登録がある人

 ・運転免許証を返納したときの年齢が65歳以上の人

 ・運転経歴証明書の交付を受けている人

 

支援内容

①タクシー運賃が3割引になるタクシー利用券の交付(年間48枚まで、3年間交付)

 ※毎年度申請が必要

 ※1回の乗車で唐津市が助成する上限額:1,200円

 

運転経歴証明書交付手数料の助成(1回限り、1,100円)

 

申請方法

申請窓口…唐津市役所・高齢者支援課 または 書く市民センター市民福祉課

必要物品…印鑑、運転経歴証明書、通帳

※代理申請の場合は、委任状が必要

 

申請期限

運転経歴証明書の交付日から1年以内(初回申請のみ)

 

詳しいご相談は、申請窓口である下記へお問合せされてみてください。

唐津市役所 高齢者支援課 0955-72-9230

・各市民センター 市民福祉課

第302回 保険証の切り替えについて

桜が開花し、病院前の桜並木も随分と色付いてきました。満開になるのが楽しみですね!

随分と暖かな日が増えてきましたが、朝晩の冷え込みや気温差の大きな日もあり、体調を崩しやすい時期です。どうぞご自愛ください。

 

さて、春は別れと出会いの季節。この春から、進学や社会人になるなど、大きな環境の変化を迎える方も多いのではないでしょうか。

社会人の方で気を付けていただきたいのは、会社に入社する・退職するといった節目には必ず必要な、保険証の切り替えです。

たとえば、退職した場合、退職日の翌日をもって、それまで加入していた医療保険を脱退することになります。その後の医療保険の選択肢としては、

①健康保険の任意継続

国民健康保険への切り替え

③扶養への切り替え

の3つが考えられます。

保険証がなければ、医療費は全額自己負担になります(後日払い戻しを受ける手続き方法はあります)。必要なときに安心して医療が受けられるよう、十分お気をつけください。

また、国民健康保険に加入中の方は、3月末より新しい保険証が郵送されます。

今年は「うぐいす色」になっています。

お手元に届きましたら大切に保管いただき、ご来院の際に受付へ提示をお願い致します。

 

新年度、みなさまが良いスタートをきれますように!

第301回 医療費控除・障害者控除について

春一番が吹き、だんだんと暖かい日が増えてきました。

猛威を振るったインフルエンザは少しずつ治まりつつある印象ですが、はしかの罹患者数増加など、まだまだ感染症には十分注意が必要です。

花粉症の季節にもなってくるので、気になる方も多いのではないでしょうか。

季節の変わり目は、体調管理に気を付けていきましょう。

 

年度末になると確定申告が必要となってきます。

申告をしない場合、各種税金や保険料等が正確に算定されない場合があります。一方、払いすぎた税金がかえってくる医療費控除や障害者控除等の対象となる場合があります。

 

◎医療費控除◎

1年間のうちに支払った医療費が10万円(所得が200万円未満ならば所得の5%)を超えた場合、申告することで税金の負担が軽くなものです。

 

◎障害者控除◎

本人、扶養親族等が障害者である場合、一定金額の所得控除を受けられるものです。精神障害者の場合、精神障害者保健福祉手帳の等級により区分けされています。さらに、65歳以上の要介護認定を受けている寝たきり、認知症の人など障害者手帳の交付を受けていなくとも、一定基準を満たしている場合、申請できます。

 

確定申告の時期や詳細な手続き等については、市役所税務課や税務署等へお問い合わせください。

第300回 新年を迎えて

2019年が始まりました。
平成では31年、平成最後の年となります。
次の元号が4月1日に発表されるそうですが、こうしてスケジュールが決まる毎に、昭和生まれとしては“また昭和が遠くなるなぁ”と、楽しみとともに寂しさも感じます。

今年は改元や10連休など、いつもにないイベントが続きます。
より一層、気を引き締めて過ごしてまいりたいと思います。

病院のイベントとしましては、3月8日に虹のつどいを開催予定です。
「ちゃお!」第51号に詳しく掲載されていますので、ぜひ一読ください。

皆さまが今年一年、無事に過ごされますことを、心よりお祈り申し上げます。

第299回 平成探し

 今日から本格的に寒くなり、唐津にもパラパラと雪が舞いだしました。早いもので、今年もあと数日ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
 
 最近は、「平成最後の・・・」という言葉をよく耳にします。30年間、平成という時代を過ごしてきたので、寂しい気持ちになりますが、身の回りの物を見てみると、意外と期限や更新時期が平成31年とか、もっと先になっていたりするものがあり、「平成が終わっても、もう少し平成の名残を感じられる」と思うことで、その「もの」自体にも、一層愛着がわくように感じました。
 私の場合は、免許更新が数年後なので、それまでは「平成」をささやかに感じながら過ごしたいと思います。

 最後になりましたが、
 
今年もお世話になりました。また、来年もよろしくお願い致します。
 

第298回 インフルエンザ予防接種のご案内

第298回 インフルエンザ予防接種のご案内

 
朝晩の冷え込みが厳しくなり始め、秋の訪れを感じる今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか。食欲の秋、スポーツの秋などと楽しみも多い季節ではございますが、風邪やその他感染症も多くなってくる時期でもありますので、体調管理に気を付けて過ごしていきたいものです。


 さて、今回は、その感染症を予防することにちなみまして、
インフルエンザ予防接種についてご案内いたします。
唐津市では65歳以上の方などを対象とした助成も行われております。また、当院でも11月より予防接種を受付てまいりますので、詳しくは下記をご参照ください。

唐津市内在住の方≫
  12月31日までの期間中、接種回数は1人1回までで、
  市が指定した県内の病院などで接種することができます。


≪当院でご希望の方≫
【当院接種開始日】平成30年11月1日〜
【料 金】・一般の方:2,900円
     ・唐津市在住の65歳以上の方:1,400円 
     ・市内に住民登録のある60歳以上65歳未満の方で、
      心臓、腎臓、呼吸器に重い病気
     (障がい者手帳1級程度)がある方:1,400円
     ・生活保護世帯の方:無料 
         ※生活保護受給証明書を医療機関へ提示下さい

【必要な物】健康保険証や障がい者手帳など生年月日がわかるもの


流行前の接種をお勧めいたします!
尚、ワクチン数には限りがございますのでご希望の方は早めの相談・お申込みをお願 いいたします。お手続き等、ご不明な点がございましたら、下記へご相談くださいませ。

★お問合せ先
 当院 …0955−77−0711(内科外来)
 唐津市…保健センター 75−5161

第297回 認知症の相談窓口について

朝晩とめっきり涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。
どうぞご自愛くださいませ。

さて、9月21日は何の日かご存知でしょうか?
この日は、国際アルツハイマー病協会が世界保健機構(WHO)の後援を得て制定している「世界アルツハイマーデー」です。

2025年には、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上になると言われています。
総合支援ステーションでは予約のお電話を受け付けていますが、

「物忘れが目立つようになった」
「物を盗られたと訴える」
認知症の検査をしてほしい」

といった相談や検査を希望するお電話が多く寄せられます。

当院では、「もの忘れ外来」を開設しています。
少しでも「おかしいな?」と感じることがあれば、早めの受診を検討しましょう。
認知症は、早期発見・早期治療が大切です。

また、地域には、

地域包括支援センター
「在宅介護支援センター」

など、高齢者の健康や介護、福祉について相談できる窓口があります。
介護保険サービスの利用も含めて相談にのってくれますので、活用してみましょう。

認知症になってもその人らしい生活が送れるよう、治療を受けたり正しい知識を身につけたりすることが大切です。
ご本人・ご家族だけで抱えこまず、早めに専門家へ相談するようにしましょう。