2月となり、虹と海のホスピタルとなって1年が過ぎました。病院が新しくなり、多くの患者さんが受診に御来院いただき、ソーシャル・ワーカーも多くの相談を受けることがあります。その中のひとつに、障害者手帳の相談があります。
障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があります。
《身体障害者手帳》
対象：視覚、聴覚、平衡機能、音声・言語機能、そしゃく機能、肢体、心臓、腎臓、呼吸器、膀胱・直腸、小腸、肝臓、免疫機能に一定以上の永続する障害を有する方。
障害程度：1級〜6級
申請に必要なもの：身体障害者手帳交付申請書、県が指定した医師の診断書、写真、印鑑
※当院では、診断書作成はできません。
《療育手帳》
対象：児童相談所または知的障害者更生相談所で、知的障害があると判定された方。
障害程度：A（重度）、B（中・軽度）
申請に必要なもの：療育手帳交付申請書、写真、印鑑
《精神障害者保健福祉手帳》
対象：県の指定した診断書により障害が認められた方。または、精神障害のために障害年金等を受給している方。
障害程度：1級〜3級
申請に必要なもの：障害者手帳申請書、診断書または障害年金証書、写真、印鑑
※当院で診断書作成を行なっています。
障害者手帳は、指導・相談や各種の福祉サービスを受けやすくするためのものです。社会参加を手助けしてくれる一つの手段として、活用できます。
障害者手帳についての相談は、市役所の福祉担当課で行なっています。詳しくは、ソーシャル・ワーカーへお問い合わせ下さい。
