虹海 総合支援ステーションから!

総合支援ステーションでは、病院と、患者さんやご家族、地域の医療機関の皆様をつなぐ架け橋です!お気軽にご相談ください!!

第296回 限度額適用認定証の自己負担限度額の変更について

今年の異常な暑さで熱中症の搬送者数が激増したり、夏休みが延長となったりした地域もあるようです。明日から9月ですが、まだまだ残暑が厳しいので、適切な温度で過ごし、体調管理にはお気を付けください。また、今年は台風が多いのも特徴で、来週も日本に台風が接近しそうですので、ご注意ください。


さて、今月も引き続き限度額適用認定証のお話です。

平成30年8月から、70歳以上で現役並み所得の方は、自己負担上限額が変更となっています。
現役並み所得者とは、医療費の自己負担が3割の方です。その中でも自己負担上限額は以下のように区分が設定されています。


◎現役並み所得者Ⅲ
252,600円+(医療費-842,000円)×1%  【多数該当 140,100円】

◎現役並み所得者Ⅱ
167,400円+(医療費-558,000円)×1%  【多数該当 93,000円】

◎現役並み所得者Ⅰ
80,100円+(医療費-267,000円)×1%  【多数該当 44,400円】


現役並み所得者Ⅰ以外の方は、新たに限度額適用認定証が発行できるようになりました。詳細については、ご加入されている保険者へお問合せください。

第295回 限度額認定証等更新手続きが開始となります

 平成30年7月豪雨で亡くなられました方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 この酷暑の中、避難されている方々、懸命に復旧復興作業にあたられている方々のご安全とご健康を、心よりお祈り申し上げます。


 さて今月は、先月もご案内したとおり、限度額認定証等の更新手続き期間開始月となっております。今月30日(月)から8月31日(金)までとなっております。
 該当される方々は更新手続き後、当院へ限度額認定証をご呈示ください。


【申請に必要なもの】

保険証、世帯主の印鑑、世帯主と被保険者のマイナンバーが分かるもの(通知カードなど)、窓口で手続きされる方の身分証(運転免許証など)、(別世帯の方が代理で申請される場合は委任状)


【郵送での更新】

更新の対象になる方は6月下旬に事前申請の案内が、保険年金課から郵送されています。受付期間は、H30年7月2日(月)から7月25日(水)までです。



 後期高齢者医療制度加入者の方は、更新手続きが不要です。

 対象の方には、7月下旬に新しい認定証と保険証が一緒に郵送されるので、更新手続きは必要ありません。

※新規で認定証の交付を受けるには申請が必要です


 「危険な暑さ」とも称されるほどの、ここ最近の高い気温が続いております。しばらく続くとも言われておりますので、室内でもなるべく温湿度計を置いておき、温度チェックをこまめに行うなど、熱中症対策に取り組みましょう。

 

第294回 限度額適用認定証などの有効期限は・・・

 サッカーのワールドカップでの日本の活躍もうれしい限りですが、気が付くともうすぐ7月・・・。いよいよ夏だな、と思うのと同時に限度額適用認定証の期限が近付いているな、と感じてしまいます。

今回は、国民健康保険加入者の限度額適用認定証に関してです。

 認定証を入院時に病院窓口へ提示していただくと、医療費の窓口負担額が減額(自己負担限度額まで)されるので、ご使用になられた方もいらっしゃるかと思いますが、国民健康保険の加入者の方は、認定証の期限が7月31日となっております。

 そのため、ご利用にあたっては更新手続きが必要となりますので、以下に記載させていただきます。

【窓口での更新手続き期間】

H30年7月30日(月)から8月31日(金)まで


【申請に必要なもの】

保険証、世帯主の印鑑、世帯主と被保険者のマイナンバーが分かるもの(通知カードなど)、窓口で手続きされる方の身分証(運転免許証など)、(別世帯の方が代理で申請される場合は委任状)


【郵送での更新】
更新の対象になる方は6月下旬に事前申請の案内が、保険年金課から郵送されています。受付期間は、H30年7月2日(月)から7月25日(水)までです。



 後期高齢者医療制度加入者の方は、更新手続きが不要です。

 対象の方には、7月下旬に新しい認定証と保険証が一緒に郵送されてくるので、更新手続きは必要ありません。

※新規で認定証の交付を受けるには申請が必要です

 詳しくは、以下の窓口までお問い合わせをお願い致します。

唐津市)保険年金課(72−9123)

または、各市民センター市民福祉課

●更新された認定証は、病院の窓口で提示をお願い致します。

第293回 NHK放送受信料について

先日、ついに九州北部も梅雨入りが発表されました。
例年よりも早いようで、これから蒸し暑い日が続くと思いますが、
体調管理には十分お気をつけください。


今回は精神障害者保健福祉手帳の利用できるサービスとして、
NHK受信料の免除についてお伝えします。



<全額免除の場合>
精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ、
世帯構成員全員が市町村税(特別区民税含む)非課税の場合


<半額免除>
精神障害者保健福祉手帳をお持ちで、障害等級が重度(1級)の方が、
世帯主で受診契約者の場合


上記以外にも、公的扶助受給者、身体障がい者、知的障がい者の場合など様々な免除基準が設けられています。


●対象や申請手続きについては・・・
 NHK放送受信料窓口(0570-077-077)までお問い合わせください。

第292回 障害者雇用促進法の改定について

春風が頬に心地よい季節となりました。
まもなくGWにも差し掛かりますが、皆さま外出などの
ご予定はいががでしょうか?

さて、今回は、「障がい者の働く」をテーマに、障害者雇用促進法の改定についてご紹介します。


  H30年4月1日より、障害者雇用義務の対象として、
 これまでの身体障がい者、知的障がい者
 精神障がい者が加わり、併せて法定雇用率も変更となりました。

〇法定雇用率とは…
   一定規模の職場が、障がいを抱える方を雇用した割合


今回、その法定雇用率が引き上げとなりました。
 例)民間企業 2.0%→2.2%


  あわせて、精神障がいを抱える方が就職後、より長く仕事を
 続けられることを目指して、
 法定雇用率制度 や 障害者雇用納付金制度(=企業が納めるもの)
 において、精神障がい者である短時間労働者に関する算定方法の
 見直しも行われています。

 
 これを機に働き方について考えてみてもよいかもしれませんね。


  その他、ハローワークでは仕事に関する各種支援が行われています。
 詳細はお住まいの地域のハローワークへお問い合せください。


  また、障がい者雇用枠での就労を検討されている方や障害者手帳
 についてのご相談等がございましたら、
 当院までお気軽にご相談下さいませ。

第291回 入院時食事療養費の変更

桜の開花宣言が出され、寒さの戻った時期もありましたが、病院前の桜並木は少しずつ満開に向けピンク色が広がっています。
新年度を目前に、卒業や進学、就職や転勤など慌ただしい時期になりますが、体調管理には気をつけましょう。


平成30年4月は、診療報酬と介護保険の同時改定が行われます。
病院受診や介護保険の利用の際の自己負担額が変更となるかもしれません。


その中で、今回は、入院時食事療養費の変更をご案内いたします。
入院時食事療養費とは、入院した時の1食あたりの費用です。
これまでの食材費相当額に加え、新たに調理日相当額の負担が追加となります。
入院の時に利用できる限度額認定証の区分によって、今回の変更対象かどうかご確認いただけます。


【入院時食事療養費】
1食あたり 360円 → 460円(平成30年4月1日〜)

【変更対象者】
<70歳未満>
住民税課税世帯〜区分ア、イ、ウ、エ

<70歳以上>
住民税課税世帯〜現役並み所得者、一般


詳細については、入院中の病院や加入先の保険者へお問合せください。

また、当院へ入院をご検討の方は、遠慮なく外来へご相談ください。

第290回 相談先について

今月は冬季オリンピックが開催されます。
ただ佐賀県はここしばらく低温で、外に出れば凍えるような寒さでした。
体を動かす意欲も減っていたので、せめてオリンピック選手たちの勇姿を見て、体を動かす勇気を分けてもらいたいものだと思います。

総合支援ステーションでは受診の相談をうけたまわることが多いのですが、相談の中ではさまざまな困りごとを抱えておられることも時々あります。

どこかへ相談できれば何かいい方法が見つかるかもしれないな、でも相談するのにお金がかかるのは困る、そんな方に、自治体の無料相談窓口をご紹介したいと思います。

たとえば唐津保健福祉事務所では、「からだとこころの無料相談」をテーマにいくつかの個別相談窓口を設けています。

相談窓口のうち、下の2つは精神保健に関係がありそうです。

●精神保健福祉相談(毎週水曜日午後)

●療育発達相談(今月は2月7日午後2時〜2時半)

2つはいずれも予約制で、そのほかの相談窓口も予約制のことが多いので、詳しくは唐津保健福祉事務所にご確認ください。

また唐津市にも「こころの相談(予約制)」など相談窓口があります。