虹海 総合支援ステーションから!

総合支援ステーションでは、病院と、患者さんやご家族、地域の医療機関の皆様をつなぐ架け橋です!お気軽にご相談ください!!

第293回 NHK放送受信料について

先日、ついに九州北部も梅雨入りが発表されました。
例年よりも早いようで、これから蒸し暑い日が続くと思いますが、
体調管理には十分お気をつけください。


今回は精神障害者保健福祉手帳の利用できるサービスとして、
NHK受信料の免除についてお伝えします。



<全額免除の場合>
精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ、
世帯構成員全員が市町村税(特別区民税含む)非課税の場合


<半額免除>
精神障害者保健福祉手帳をお持ちで、障害等級が重度(1級)の方が、
世帯主で受診契約者の場合


上記以外にも、公的扶助受給者、身体障がい者、知的障がい者の場合など様々な免除基準が設けられています。


●対象や申請手続きについては・・・
 NHK放送受信料窓口(0570-077-077)までお問い合わせください。

第292回 障害者雇用促進法の改定について

春風が頬に心地よい季節となりました。
まもなくGWにも差し掛かりますが、皆さま外出などの
ご予定はいががでしょうか?

さて、今回は、「障がい者の働く」をテーマに、障害者雇用促進法の改定についてご紹介します。


  H30年4月1日より、障害者雇用義務の対象として、
 これまでの身体障がい者、知的障がい者
 精神障がい者が加わり、併せて法定雇用率も変更となりました。

〇法定雇用率とは…
   一定規模の職場が、障がいを抱える方を雇用した割合


今回、その法定雇用率が引き上げとなりました。
 例)民間企業 2.0%→2.2%


  あわせて、精神障がいを抱える方が就職後、より長く仕事を
 続けられることを目指して、
 法定雇用率制度 や 障害者雇用納付金制度(=企業が納めるもの)
 において、精神障がい者である短時間労働者に関する算定方法の
 見直しも行われています。

 
 これを機に働き方について考えてみてもよいかもしれませんね。


  その他、ハローワークでは仕事に関する各種支援が行われています。
 詳細はお住まいの地域のハローワークへお問い合せください。


  また、障がい者雇用枠での就労を検討されている方や障害者手帳
 についてのご相談等がございましたら、
 当院までお気軽にご相談下さいませ。

第291回 入院時食事療養費の変更

桜の開花宣言が出され、寒さの戻った時期もありましたが、病院前の桜並木は少しずつ満開に向けピンク色が広がっています。
新年度を目前に、卒業や進学、就職や転勤など慌ただしい時期になりますが、体調管理には気をつけましょう。


平成30年4月は、診療報酬と介護保険の同時改定が行われます。
病院受診や介護保険の利用の際の自己負担額が変更となるかもしれません。


その中で、今回は、入院時食事療養費の変更をご案内いたします。
入院時食事療養費とは、入院した時の1食あたりの費用です。
これまでの食材費相当額に加え、新たに調理日相当額の負担が追加となります。
入院の時に利用できる限度額認定証の区分によって、今回の変更対象かどうかご確認いただけます。


【入院時食事療養費】
1食あたり 360円 → 460円(平成30年4月1日〜)

【変更対象者】
<70歳未満>
住民税課税世帯〜区分ア、イ、ウ、エ

<70歳以上>
住民税課税世帯〜現役並み所得者、一般


詳細については、入院中の病院や加入先の保険者へお問合せください。

また、当院へ入院をご検討の方は、遠慮なく外来へご相談ください。

第290回 相談先について

今月は冬季オリンピックが開催されます。
ただ佐賀県はここしばらく低温で、外に出れば凍えるような寒さでした。
体を動かす意欲も減っていたので、せめてオリンピック選手たちの勇姿を見て、体を動かす勇気を分けてもらいたいものだと思います。

総合支援ステーションでは受診の相談をうけたまわることが多いのですが、相談の中ではさまざまな困りごとを抱えておられることも時々あります。

どこかへ相談できれば何かいい方法が見つかるかもしれないな、でも相談するのにお金がかかるのは困る、そんな方に、自治体の無料相談窓口をご紹介したいと思います。

たとえば唐津保健福祉事務所では、「からだとこころの無料相談」をテーマにいくつかの個別相談窓口を設けています。

相談窓口のうち、下の2つは精神保健に関係がありそうです。

●精神保健福祉相談(毎週水曜日午後)

●療育発達相談(今月は2月7日午後2時〜2時半)

2つはいずれも予約制で、そのほかの相談窓口も予約制のことが多いので、詳しくは唐津保健福祉事務所にご確認ください。

また唐津市にも「こころの相談(予約制)」など相談窓口があります。

第289回 唐津市生活自立支援センターについて

寒い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザもかなり流行していますね。

今回は、お金のことや仕事のことで相談できる窓口をご紹介いたします。



唐津市生活自立支援センター(市役所本庁舎東別館2階)

唐津市生活自立支援センターでは、暮らしの悩みや困ったことなどの相談を受け、相談者の生活の自立に向けて継続した支援を行います。

【主な支援内容】

◆自立相談支援
相談を受けた支援員が、どのような支援が必要なのかを一緒に考えます。相談者の状況に応じた支援プランを作成し、寄り添いながら自立に向けた支援を行います

◆住居確保給付金
失業などによって住居を失ったり、そのおそれがあり生活に困っている人に対し、就職活動を行うことなどを条件に、一定期間家賃相当額を支給し、就労に向けた支援を行います。

◆家計相談支援
家計のやりくりがうまくいかず困っている人への支援制度です。家計が崩れた原因や再生の可能性を分析し、家計の改善や適切な管理をするための支援を行います。お金の使い方を見直して生活を立て直したり、支援計画をつくり、家計管理を継続して支援します。

※秘密は厳守されます。対象は市内に住んでいる人で、相談は無料です


唐津市生活自立支援センター(TEL:58−8620)のご案内でした。

第288回 後期高齢者医療費制度について

今年も残すところあとわずかになりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回は後期高齢者医療費制度についてです。
後期高齢者医療費制度は、国保健康保険組合、共済保険など、これまでの医療保険に関係なく、
75歳以上の方全員が対象となります。
実は上記の方以外にも対象となる場合もあります。
要件は、65歳以上75歳未満の方で一定の障がいがある方で申請によって広域連合の認定を受けた場合です。
・障がいの程度
 (身体障害者手帳
  ・1、2、3級
  ・4級の次のいずれか
   ①音声機能、言語機能の著しい障がい
   ②両下肢すべての指を欠くもの
   ③1下肢を下腿の2分の1以上で欠くもの
   ④1下肢の機能の著しい障がい

  (精神障害者手帳)
   ・1、2級

  (療育手帳
   ・A(重度)

  (国民年金法等の障害年金
   ・1、2級

 

今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

第287回 高額医療・高額介護合算療養費について

紅葉の見ごろもそろそろ終わりを迎えようとしています。
いよいよ、厳しい冬の到来といったところでしょうか。
風邪など感染症が流行する季節となりますので、うがい・手洗い等、体調管理にご注意下さい。


さて、今回は高額医療・高額介護合算療養費についてです。
平成28年8月〜平成29年7月までの1年間に、支払った医療費の自己負担額と介護サービス費の自己負担額の合計金額が、
一定の限度を超えた場合に、高額医療・高額介護合算療養費として支給される制度があります。

◆申請方法
 〜後期高齢者医療に加入している人〜
  要件を満たす世帯に、支給申請書が12月中に郵送で届きます。
  支給申請書に必要事項を記入し、
  ・印鑑
  ・後期高齢者医療保険
  ・マイナンバーがわかるもの
  ・運転免許証などの本人確認ができるもの が必要となります。

  提出先は唐津市役所 保険年金課、各市民センター市民福祉課まで。


ご不明な点は、唐津市役所 保険年金課、高齢者支援課
       佐賀県後期高齢者医療広域連合までお問合せ下さい。